こんにちはーー ニモジです。
今年いちばんの寒波が押し寄せる中、朝霧高原でキャンプして来ました。
薪ストーブとか本格的な暖房器具無しでしたが、準備と我慢で乗り越えました。 w
あ、パラグライダーはやってません。高いところは苦手なので。
アサギリ高原パラグライダースクール&キャンプ場 基本情報
住所: 静岡県富士宮市根原282-1
アクセス案内≪車でご来場の場合≫:
中央自動車道「河口湖」ICより車で約35分
東名高速道路「富士」ICより車で約40分 目印は、139号線から見える22mの小山です。駐車場:駐車可能台数:200台
※駐車料金無料
※フリーサイト②利用時のみ有料
※サイトにより、乗り入れ不可料金情報:
施設利用料 大人(小学生以上):500円 /泊、小学生未満:無料
テント1張 平日:1,000円/日、土日祝:1,500円/日
タープ1張 1,000円/日
薪 500円私の例:土曜日~日曜日 大人1名一泊 フリーサイト② テント1張、タープ無し
施設利用料 500円、テント1張 1,500円 駐車料金 1,000円 合計:3,000円
(追加 薪2束 1,000円 で総合計は 4,000円)場内共有設備
・受付売店(8:00~18:00)
・洗い場
・水洗トイレ(洋式)ウォシュレット付き(男女別)営業期間:通年営業
定休日:定休日なし
チェックイン: 11:00~16:00 ※利用状況によっては11:00前のチェックイン可能。
チェックアウト 11:00公式HP:http://www.asagiri-para.com/ (スクールのHPでキャンプ場情報は無し)
キャンプ場予約サイト なっぷ 紹介ページより抜粋
絶景かトイレか
フリーサイト①、②があります。
サイト①は管理事務所のすぐ裏手です。水場やトイレはサイト①にしかありません。
サイト②は広大なパラグライダーランディング場(着陸場)外周のダートをぐるっと進むと着きます。
サイト②からトイレに行くにはクルマで行きたくなるような距離です。フライトしていなければランディング場を突っ切ることもできますが、それでも徒歩5分?ぐらい。
上の画像はランディング場の小山の上から撮ったパノラマです。右端はサイト①が映っていますがサイト②は右端のダートの先です。パノラマでも両方を撮影できないぐらい広くて遠い。 w
便利だけど普通な①、ほぼ野営なのに景色代で千円高い② という感じ。
私はフリーサイト②を選びました。
フリーサイト①:トイレや水場は近くて便利だが、富士山はほぼ見えない
- 〇:管理事務所近くで、トイレや水場もすぐ近くです。
- 〇:サイトに乗り入れできませんが、駐車場に隣接しているので荷下ろしも楽な距離です。
- △:道路に近いので車の走行音が気になるかも。国道なので深夜までトラックが走ります。
- ×:隣接する建物の塀や立ち木が邪魔で、富士山はほぼ見えません。サイトの奥なら見えるかも。
フリーサイト②:トイレや水場が遠すぎ!でも富士山がバッチリの絶景
- ×:サイト内にトイレや水場がありません。サイト①までは車で行きたくなるぐらい遠いです。
- ×:サイトにクルマで乗り入れできますが、駐車場代の1,000円が掛かります。
- 〇:道路から遠いので静かです。
- ◎:富士山が良く見えます。絶景です。
ここが良い
- サイトは広々していて隣と十分な距離が取れます。
- トイレは水洗で広々しており、きれいです。
- 比較的お手頃価格です。1,500円(平日サイト①、テントのみソロ一泊)~
- サイト②は絶景です。
ここがイマイチ
- 立ち木は無いので夏場はタープ必須です。です。
- サイト②は広いものの起伏があるので、平らな場所は意外と少ないです。
- サイト②は絶景ですが、設備が遠すぎます。
- 実質的な料金はお手頃感は無いです。4,000円(休日サイト②、テント+タープでソロ一泊)
サイト②にきちんと設備があれば、ふもとっぱらにも負けないような絶景があるのに残念です。
私の防寒対策
天気予報で気温を調べる
私はいつも天気予報アプリやネット検索などで、事前に天気と気温を調べて装備を考えます。
私が富士宮市で予報を検索した時は、最低が2℃と出ていました。(富士宮市街地は比較的温暖)
そんなはずは無いと、地図上で近い本栖湖で検索したら最低-7℃と出ました。
私はこれを想定して装備しました。結果的に最低-6.7℃になったので、これが正解でした。
着こむ
重ね着がアウトドアの体温調整の基本だと思います。 今回もほぼ全身ワークマンでした。 w
- 下:メリノウール混の長袖シャツ、タイツ、腹巻、靴下
- 中:上着を裏アルミのインナー+厚手のトレーナーで調整
- 上:上着はコーデュラ ユーロ ウォームジャケット、ズボンは ウォームクライミングパンツ、靴は防炎キャンパーモック
- 更に:防水防寒スーツ・イージスの上下
つまり…温かそうなものを全部着こんで、イージスを持って行ったという事。-7℃ですから。
暖を取る
薪ストーブとかの本格装備は無いので、複数の手段の合わせ技です。
- 焚火…夕方から寝るまでと朝の撤収まで。今回2束でやりくりしました。火は偉大。
- 張るカイロ…焚火は背中が寒いので、体温をキープするのに首筋、腰に張りました。
- ハクキンカイロ…普段は腹巻きに入れておいて、手先を温めたりします。張るカイロより強力でベンジンの量次第で張るカイロより長持ちします!
- 湯たんぽ…お湯を入れてシュラフに入れておけば暖かい状態でもぐりこめます。広い範囲で温まり、足先も暖かいです。でも、朝には冷たくなるので、足先だけなら張るカイロの方が優秀です。
- ヒーターアタッチメント…ガスバーナーの上にのせて放射熱で暖を取る道具です。1,000円ぐらい。本来、テント内で使う道具ではないので自己責任で、且つ一酸化炭素警報機も枕元に置いて使いました。テントは風を防ぎますが冷え込みは屋外と大差ありません。これを使ってテント内が氷点下にならないようにしてやっと眠れた感じです。
底冷え対策
テント内はアルミシートを敷いた上にコットを置きました。百均で買ったペラペラの奴ですが、これ1枚有ると無いとでは大違いの気がします。その上にウレタンマットも敷こうかと思っていましたが…忘れました。
コット以外のところには、これも百均で買ったハンモック(布製500円)をラグ代わりに敷きます。これも、グラウンドシート1枚より、だいぶ違うような気がします。
ちなみに、シュラフはYOGOTOという中国メーカーのマミー型ダウンシュラフです。メーカー公表は-15℃対応??ですが、そんなスペックは信用していません。w
ライターはポケットに…
寒すぎると、ガスライターをテーブルとかに置いておくと点火できなくなります。
ポケットに入れておいて体温で温めたら何とか点火できました。
シングルバーナーもイグナイター(カチカチ)では着火しないので、ライターの火で点火しました。
私のバーナーはCB缶仕様・マイクロレギュレーター内臓のSOTO ST-330で、ガスはスーパーで買った普通のガスで冬用ではありません。しかし、着火さえできれば何とか使えました。(ガス缶は普段よりバーナーに近づけて、冷え対策しました。)
飲んで、食べて、焚火して
サイトの奥に下がって設営後に撮影しました。小さく右に映っているのが私のテント。ここまで引いても他のキャンパーさんが写り込まないぐらい広々です。
昼頃到着してサイトに着いた時、私は2番手でした。後から来たのは、グループ1組、ファミリー4組ぐらいと広々、ゆったりしていてとても開放的でした。設営後は寒くてもビールです。w
気温は幕内7.9℃、外9.7℃でこれが最高気温。日があたっているので、幕内より外の方が暖かいです。
中華屋さんに言ったイメージのお昼ごはん”担々麺と餃子とビール”を食べて、その辺をウロウロして パラグライダーランディング場の小山に登ったり、日向ぼっこしながら”おやつとビール”をしたり、いつもどおりウダウダ過ごします。天気が良いので、寒いけど晴れ晴れして気持ちがいい。
夕暮れは早く、日が落ちるとあっという間に冷え込んできました。まずは焚火で暖を取ります。
夕ご飯”肉とビール、もつ鍋と焼酎お湯割り”を食べて、焚火を愛でて晩酌をチビチビやりました。
この頃の気温は幕内-4.6℃、外-4℃です。テント内に暖房が無いのでまだ少し幕内の方が寒い。
ヒーターアタッチメントで幕内を温めて、かろうじて氷点下にならないようにします。しかし、目を覚ます度に気温は下がり、ついに-6.7℃!! 富士山の向こうが明るくなってきましたが、究極に寒いので残しておいた薪で焚火をして暖を取りました。
朝日が昇ると、冷え冷えした空気の中に光が差し込んで…神々しい。 生きてます。ありがたや。w
焚火で暖を取りつつ、朝ごはん”バターチキンカレーとナン”を食べて、水タンクとかクルマの霜とか、色々溶けるのを待って撤収しました。歯磨き粉まで凍ってシャーベットみたいになっていたのは驚いた。w
十分な装備とは言えない冬キャンプでしたが、無事帰宅しました。
寒かったけど、楽しかった。
温度計:ワイヤレス外気温度センサーがでバックライト付き。私のとは違いますが、今買うならこんなのが良さそう。
それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。
毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜
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