こんにちはーー ニモジです。
イワタニの”タフまる” ”タフまる”シリーズばキャンプ向きのカセットコンロとして盛り上がった商品です。今更感はありますが…w ”タフまるジュニア”を買ったのでレビューします。
イワタニ タフまるジュニア 商品情報

Amazon商品情報より
- カラー:オリーブ、ブラック、レッド
- ソロキャンプや少人数に適したコンパクトサイズ
- 【タフまるジュニア7つの特徴】①従来モデルより60%の小型化。②ダブル防風ユニット。③炎が消えにくい炎長が短い多孔式バーナーを採用。④アルミダイキャスト製スタンド。⑤耐重量10kg・ダッチオーブンOK。⑥ケース付きで持ち運びお便利。⑦イワタニカセットガス、カセットガスジュニア両サイズのカセットガスが使用可能。
- 【安全機能も多数備えている】①マグネット着脱式②ボンベ加湿機構③圧力感知安全装置④容器装着安全装置
- 【様々なメニューが楽しめる】カセットフー アクセサリ シリーズを使えばまだまだ楽みが広がります(焼肉グリル、網焼きプレート、鉄板焼プレート、たこ焼きプレート)※鍋の上面の内径が20cmまで(小さい鍋底は11cm以上)
- 【仕様】[メーカー型番]CB-ODX-JR-RD、[本体サイズ]286×192.5×122mm、[商品重量]約1.6kg、[生産国]日本、[連続燃焼時間]約102分※上記はイワタニカセットガス/パワーゴールド使用時※イワタニカセットガスジュニア使用時は、約45分(気温20~25℃のとき強火連続燃焼にてカセットボンベを使い切るまでの実測値)、[点火方式]圧電点火方式【材質】[本体] SPCC(鋼板)、[フレーム] SPCC(鋼板)、[容器カバー]SPCC(鋼板)、[トップパネル]SPP(ホーロー用鋼板)、[バーナー]SUS430(ステンレス鋼板)、[点火つまみ] ABS樹脂、[収納ケース] PE
- カセットガスは別売りです
購入のきっかけ
私はソロキャンパーなのでコンロというよりシングルバーナーを使っていて携帯性を優先しているので、現在の一軍シングルバーナーはSOTOのST-330です。長く愛用しています。
ST-330記事:SOTOに修理を頼んだら誠実対応だった!
そんな私が今回、”タフまるジュニア”を追加購入したポイントが以下です。
- 適度な高さがあるのであぐらスタイルならテーブルの隣に置いて使えそう
- シングルバーナーはテーブルが無いと安定しないのでテーブルに置いて調理をして、食べる時は片付けるという動作が必要でした。イワタニのタフまるシリーズを見ると、適度な高さがあります。これはあぐらスタイルのテーブルと大差ない高さです。
- クルマでのキャンプなら荷物としてのサイズが許容範囲
- シングルバーナーST-330はクッカーセットの鍋に収まるので荷物としての追加容量はゼロです。一方、カセットコンロはそれ単体で結構なサイズになります。タフまるジュニアは結構大きな専用ケースで持ち運ぶことになりますが、カセットコンロとしてはコンパクトでクルマで運ぶなら許容範囲内です。
- 風に強く実用的
- キャンプで利用するとき風に強い事が重要です。タフまるシリーズは風貌がしっかりしていて、バーナーの穴が多いので立ち消えに強い構造になっています。
- 家庭でも使える
- タフまるジュニアはコンパクトながらしっかりした造りなので家庭で鍋をやるようなシーンでも問題なく使えそうです。
- お手頃価格になってきた
- キャンプ人気が盛り上がっていた頃は定価売りが当たり前でしたが、実売価格が6,600円程とずいぶん買いやすくなってきました。
開封の儀と第一印象



国産メーカーなので箱の説明書きも丁寧で、ケースもしっかりしたものです。様々な安全機能が装備されていることもあって、全体に安心感が漂います。w
ケースサイズは 320×252×135mm と絶妙なサイズです。大きい方の”タフまる”は友人が持っていてキャンプで何度も目にしていましたがそれと比べるとずいぶん小さく感じます。それでもキャンプでクルマに積み込む際には十分存在感を主張するサイズではあります。


本体カラーがオリーブだと、ケースのカラーはベージュです。本体カラーによってケースの色は変わるようです。ケースは電動工具のケースのような中空プラスチックのしっかりしたものです、アウトドアに持ち出すことを考えた仕様になっています。
ケースを開けるとタフまるジュニア本体はすぐ使える状態で収納されています。簡単に使えるのがGoodです。但し、カセットガスはケースに収納できません。(カセットガス ジュニアと呼ばれるショートタイプのボンベなら収納できるかもしれません。)
外観は小さいですががっしりしていて、大きな風防ゴトクが目を引きます。
使用感レビュー



カセットを取付口に押し込むとカチッはまりマグネットでボンベが固定されます。外す時は逆に力をかけるだけです。卓上カセットコンロとしては一般的だと思います。標準サイズのカセットボンベでは半分ほどがコンロからはみ出ます。コンパクトサイズならではの仕様です。
そして、操作用のノブ(つまみ)をグルッとひねるとカチッと圧電素子から火花が飛んで着火します。何回か試した範囲では着火しやすく、着火ミスは少ないように感じました。
息を吹きかけた程度では立ち消えすることはなく、アウトドアでの期待も膨らみます。



キャンプで使うシングルバーナーだと火力調整が苦手だったりします。しかし、タフまるジュニアはカセットコンロらしく容易に・安定して火力調整ができます。
難しいことが何もなく、安定して使えそうです。
気になるポイント
ゴトクの間隔が広く、小さいクッカーが使えない
”耐荷重10kg・ダッチオーブンOK”と大きく重い調理器具が使用できるのは良いのですが…
ゴトクがソロで使うには大きすぎます。一般的なサイズの鍋などを前提としているようです。
ソロ用の小ぶりなクッカー、メスティン、シェラカップはほぼ使えません。コンパクト=ソロキャンプ向きと考えたのは間違いで、タフまるジュニアはコンパクトなファミリーキャンプ向き商品のようです。
多くの方がこれを不満に思っているようで、ミニゴトクを買い足して対策しているようです。
私もミニゴトクを買いました。w
風防・ゴトクをお手入れで分離するのはちょっと面倒


カセットコンロなので、風防パネルがバーナー周りを囲っています。調理した汁や油がこぼれるとこのパネルが受けるので汚れることになります。きれいに使い続けたいならこまめにお手入れする必要があります。
風防パネルは持ち上げれば簡単に外せるので、丸ごと洗うのは簡単です。ゴトクも分離できますがパネルの裏でしっかりしたピン(4箇所)で止まっています。このピンがかなり硬いのでゴトクを外して徹底的にきれいにするのは少し手間がかかります。
総評とおすすめの人
- キャンプでコンロを手間なく使いたい人、コンパクトに持ち運びしたい人におすすめできる。
- 2人キャンプ向き?
- ミニゴトクを追加すればソロキャンプもOK
- 大火力を重視しないならファミリーキャンプでもOK
初心者からベテランまでキャンパーの層を選ばず使えます。特にキャンプ道具特有の操作がないので初心者の方にも勧められます。
ソロキャンプにはやや大きく、ファミリーキャンプにはフルサイズの”タフまる”の方が高火力で向いています。このようにやや中途半端な感はあるものの、カセットコンロとしてはコンパクトに持ち運びできるのが魅力です。
家庭での使用も問題ないので”タフまるジュニア”は幅広く使えると思います。
それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。
毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜



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