SOTOスライドガストーチがまた壊れたけど、無償修理してくれた

スライドガストーチ 表面キャンプ
スライドガストーチ 表面

こんにちはーーにもじ ニモジです。

キャンプ用に、SOTOスライドガストーチを2本持っています。1本目に火が付かなくなったので2本目を買ったのですが、それも着火しなくなりました。しかもキャンプ中に!

もう100均のターボライターでいいやとセリアで購入しました。

もうSOTOは買うのをやめようかと思いましたが、

きちんと対応してくれたので、次に道具を選ぶときにもSOTOを候補に入れておこうと思います。

私のスライドガストーチは故障率100%

スライドガストーチ 裏面
スライドガストーチ 裏面

持っているのはこの2本です。ブランド違いですが物は同じです。

  • SOTOブランドの黒色:ST-480
  • 新富士バーナーの黄色:RZ-520 YL

2本が同じ症状で使えなくなりました。2分の2なので故障率100%です。w

症状は2本とも同じで:火花は飛ぶ。ガスは出ている。でも火が点かない。

試しに他のライターの炎に、スライドガストーチの火口を点火ボタンを押した状態で使づけると…

”シュー”っと出たガスが、点火せず近づけた他のライターの炎を押しのけてしまいます。

私のだけではなく、SOTOのスライドガストーチは故障率が高いようです。

メーカーに問い合わせてみた

SOTOは、以前シングルバーナーST-330の修理を頼んだときは丁寧な対応をしてくれました。

こんどもきちんと対応してくれるのを期待して、公式ページから当い合わせてみました。

要約するとこんな内容でした。

SOTOの問い合わせフォーム:http://www.shinfuji.co.jp/soto/about/support/

ニモジ
ニモジ
  • スライドガストーチを2つ持っています。
  • 2本ともキャンプ中に点火できなくなってとても困りました。
  • 火花は飛びます。ガスはシューっと出ています。でも点火しません。
  • SOTOを信頼していたのでがっかりしています。
SOTOの人
SOTOの人

お問い合わせをいただき、誠にありがとうございます。

お問い合わせの件ですが、修理対応となります。

修理受付窓口はこちらになります。

ページが見つかりませんでした | 新富士バーナー | 炎の総合メーカー
このサイトは、新富士バーナーが、スタイリッシュで機能的な「道具」を通じて、季節やシーンに合わせて楽しむアウトドア・スタイルを提案しています。

今回は着払にてご送付ください。

なにとぞよろしくお願いいたします。

と、いう訳で送って修理をお願いしました。

有償修理は見積もりが出たところで連絡が来るはずです。

無償修理してくれた

数日待っていると、修理が終わってスライドガストーチが送り返されてきました。

無償修理の場合は連絡なしで送り返されてくるのもSOTOのお作法です。

この製品は2年保証だそうです。保証書も無いし、有償修理かなと思っていましたが製造時期が分かったのか無償で修理してくれました。

はい。無事に直りました。ばっちり着火して、青白い炎が細長く伸びます。

直った・点火
直った・点火
直った・もちろん伸ばしても点火
直った・もちろん伸ばしても点火

伝票によると以下の症状だったようです。

故障個所・状態火口バーナー部にホコリなどの異物が付着していたため、着火できない状態でした。
ほこり等が入らないようにご注意ください。
今後、ガスが出づらいと感じましたら、火口部をエアブローして掃除をしてみてください。微細なホコリは取り除くことができます。
修理結果製品のメンテナンス(エアブロー)を行いました。
(ST-480のみ)念のためノズル交換を行いました。

同じ症状になったらエアブローしてくださいですか…ハテ?。

正しいメンテナンス(エアブロー)とは? 構造を考えた

「エアブローってどういう風にすればいいんでしょう?」

これもSOTOに問い合わせましたが、こちらはスルーされたようなので、自分で調べました。

ターボライターの仕組み
  • ガスを整流して細く噴出させて負圧を発生させる。
  • 負圧によって空気を取り込んでガスと空気で混合気を作る。
  • 混合気を拡散させ、さらに空気と混合し流速を落として燃焼させる。

SOTOのスライドガストーチは火口部分にのこ構造が集約されているようです。

スライドガストーチ 火口
スライドガストーチ 火口
燃焼の様子
燃焼の様子

空気の取り込み口は火口の下です。プラスチック部品の隙間から空気を吸い込んでいます。

良く見ると歯車形の噴射口の周りからも炎が出ていて、これが燃焼を安定させているようです。

なので、メンテナンスするのは「空気取り入れ口から噴射口までの空気の流れ」と思われます。

修理伝票にあった”エアブロー”の仕方は

噴射口から空気をあてて火口の下から空気がスムーズに出るようにするだったようです。

素人のオジサンは構造を知って、やっと理解出来ました。

しかし、エアブローできるコンプレッサーなんて持っていないので、現実的には…

「口で吹く」とか「パーツクリーナー吹いて、良く乾かす」という事になりそうです。w

火口キャップが追加され改良された ST-480C/RZ-520C

私の使っているST-480/RZ-520は既に廃版になって、

火口キャップが追加された改良版ST-480C/RZ-520Cになっています。

やっぱり私と同じ症状でたくさんの修理依頼が来た結果なのでしょう。

 

一番良いのは「弱点が無く、壊れにくい」ことですが、それができないとしても「アフターケアをきちんとして、商品を改善する」SOTOは、次の商品選びの時も候補に入れておけるかなと思いました。

 

それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。

毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜

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