こんにちはーー ニモジです。
キャンプ帰りにブレーキを握った戻りで「カスっ」っと変な音がして気になったので、
走行48,100kmでフロントブレーキパッドを交換しました。
パッドの溝はまだ4mm位残っていて交換タイミングとしては少し早すぎる位でしたが、新品のブレーキパッドはシュッと効いて気持ちいいです。
※ブレーキは重要保安部品です。整備は信頼できる整備士・ショップに依頼しましょう。
私は自己責任で自分で整備していますが… w
【 NC750Xの整備記録も更新しました。 】
お品書き
![ゴールデンパッド](https://ikanimo-oyaji.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5604-500x500.jpg)
- DAYTONA ゴールデンパッドχ(カイ) No.97122
- レンチ
- ブレーキ/パーツクリーナー
- モリブデングリス
- ディスクブレーキセパレーター、ブレーキ ピストンプライヤー(あると便利)
パッドはいつものデイトナ・ゴールデンです。安定の効きと耐久性で気に入っています。
手順
![キャリパーを外す](https://ikanimo-oyaji.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5606-800x800.jpg)
![パッドを確認](https://ikanimo-oyaji.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5607-800x800.jpg)
ブレーキキャリパーを止めているボルト2本を緩めて、ブレーキキャリパーを外します。
パッドの溝はまだ半分ぐらいありますが…、せっかく外したので交換します。
![](https://ikanimo-oyaji.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5608-800x800.jpg)
![パーツを清掃](https://ikanimo-oyaji.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5610-800x800.jpg)
ブレーキパッドを外すためにパッドピンを抜きます。
キャリパーを外さなくともキャリパーセパレーターでキャリパーのピストンを押し込んで、パッドピンを抜くだけでブレーキパッドは交換できます。
私は清掃せずにピストンを押し込むのに抵抗があるので、キャリパーを外してパッド交換をします。
パッドを外して、内側のパッドに付いているプレート2枚を外します。
![パッド押さえプレート](https://ikanimo-oyaji.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5614-800x800.jpg)
![パッド受けプレート](https://ikanimo-oyaji.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5612-800x800.jpg)
パッドピン側に付いている”押さえ?プレート”と、パッドピンと反対の奥に付いている”受け?プレート”を向きや取付状態を覚えてから外します。
古い歯ブラシとブレーキクリーナーを使ってブレーキピストンを清掃します。シールの辺りを気を付けてきれいにしておきます。専用工具でピストンを回して上下を反転してきれいにすると完璧です。
ピストンを清掃したらセパレーターでピストンを押し込みます。私はセパレーターを持っていないので大工仕事の時に使う固定具で代用しています。押さえプレートの写真は後から撮ったので、既にピストンが押し込まれてます。w
![パーツを清掃](https://ikanimo-oyaji.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5610-800x800.jpg)
![パッド](https://ikanimo-oyaji.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5611-800x800.jpg)
プレート類やボルトをクリーナーできれいにしておきます。パッドピンには薄くモリブデングリスを塗ります。
新しいブレーキパッドを出して、奥側のパッドに2枚のプレートをセットします。
新しいブレーキパッドの表面は触ったり、油分をつけたりしないように細心の注意を払います。油が一度ついてしまったらそのパッドはもう使えません。
昔はブレーキの鳴き防止の為にパッドの角をやすりで落としたりしていましたが、今はやりません。ディスクとの間に細かい砂などを噛みやすくなるデメリットの方が大きいのだそうです。
後はキャリパーに2種類のプレートをセットして、ブレーキパッドをセットしたらパッドピンを締めこみます。
ブレーキパッドをディスクを挟めるだけ開いて元の位置にセットします。
![元通りにセット](https://ikanimo-oyaji.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_5616-500x500.jpg)
ブレーキキャリパーをトルク管理してしっかり締めこみます。
※この状態はブレーキパッドとディスクに大きな隙間が開いているのでブレーキレバーがスッカスカです。忘れずに手ごたえが出るまでブレーキパッドを何回も握っておきます。
効くまで ゴー・ストップ 、ブレーキが馴染むまで安全運転
手ごたえが出るまでレバーを握っても、走り出しはブレーキの効きがフニャフニャです。
安全なところでブレーキが効くようになるまでゴー・ストップを繰り返します。
ブレーキパッドは熱で酸化してからが本来の効きになるそうです。
パッドとディスクが馴染んでしっかり効くようになるまで、いつも以上に安全運転します。
10kmぐらい近所を走ったら、シュッと良く効く新品パッドの感じになりました。 (⌒∇⌒)
それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。
毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜
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