こんにちはーー ニモジです。
キャンプ道具を整理したので、新しいテントの置き場が確保できました。w
という訳で、新幕購入です! w
※4月24日更新:ホールアース アーストリッパー2.0 7回目の撤収でフラーシートが裂けた! も確認ください。
理想のソロ用・自立テントを考えた
今使っている、バンドック ソロティピー1 TCと補完できる自立するテントが欲しかったんです。
欲しい機能やスペックは以下の様な感じです。3種類の候補を考えました。
左から、コールマン・ツーリングドームLX+、DOD・ライダーズタンデムテント、ホールアース・アーストリッパー2.0
※画像はAmazon商品リンクです。
機能 | コールマン・ツーリングドームLX+ | DOD・ライダーズタンデムテント | ホールアース・アーストリッパー2.0 |
自立すること | 〇 | 〇 | 〇 |
前室が広い事 | △ | 〇 | ◎3面出入り可 フルメッシュ可 |
ソロで余裕のある広さである事 | 〇 | 〇 | 〇 |
遮光性が高い事 | ◎ | × | 〇 |
冬季も使える事 | △ | △ | 〇スカート付き |
雨に強い事(耐水圧) | △フライ3,000mm フロア1,500mm? | 〇フライ3,000mm フロア5,000mm | 〇フライ3,000mm フロア5,000mm |
フレームは軽量で耐久性のあるアルミ合金である事 | × | △接合部が樹脂 | 〇 |
設営・撤収が楽なこと | 〇 | ◎ | 〇 |
軽量である事 | ◎約5.7Kg | 〇約6.8kg | △7.5 kg |
収納サイズがコンパクトなこと | ◎直径21 X 49cm | 〇直径23×長さ65cm | 〇縦23×横23×長さ60cm |
Amazon実売(2022/12/13現在) / 参考価格 | -15% ¥22,800 / ¥26,800 | -25% ¥25,980 / ¥34,580 | -23% ¥31,182 / ¥40,700 |
私の総合評価 | △ファイバーポールがなぁ、ST持ってるし… | 〇ワンタッチ機構が楽そうだけど、耐久性が心配… | ◎良いぞ!値段以外は、ほぼ理想形 |
アーストリッパーには”SC”という防虫繊維を使ったモデルもありますが、お高いのでスルーで。w
という訳で、新幕は、ホールアース アーストリッパー2.0 となりました!
ホールアース アーストリッパー2.0 (基本スペック)
Amazon商品説明より
- フライシート:ポリエステル(耐水圧 3,000mm、撥水加工、防水シームシール加工、UPF50+、裏側シルバーコーティング、難燃加工)
- インナーテント:ポリエステル(耐水圧 500mm、撥水加工)
- フロアー:ポリエステル(耐水圧 5,000mm、撥水加工)
- フレーム(メインポール):ジュラルミン
- フレーム(サイドポール):ジュラルミン
- フレーム(フロント):ジュラルミン
- 張り綱ロープ:蓄光自在ストッパー付き
- ペグ:スチール
- 収納袋:ポリエステル
- 原産国:バングラデシュ
- 使用時サイズ:フライシート(約)230 x 300 x 145cm
- 使用時サイズ:インナーテント(約)215 x 140 x 120cm
- 梱包サイズ:60.0 x 23.0 x 23.0 cm
という訳で買っちゃいました。w
初設営します
ちょっと設営にはコツが要りそうだと思ったので、いきなり実践投入は止めて…
まず、河原で試し張りをしてきました。
開封、内容物
収納バッグはポリエステルで、比較的ゆったりしたサイズでした。ファスナーはダブルです。
中に入っているのは、
- コンプレッションベルト2本でまとめられた、インナーテント&アウターテント 青っぽいのがインナーのボトムです。ボトムは少し厚手でしっかりした印象でした。
- メインポール(青・赤)2本、サブポール(シルバー)1本、フロントポール(シルバー 細)1本、加えてリペアスリーブ1本が入ってました。高級テントな感じです。w
- 謎の青っぽい小さい布片(補修用カナ)
- ストームロープ長4本、短6本 自在が樹脂の蓄光だけど、ロープに反射材が入ってない…ウーム
- ペグ21本 先は尖っていない。重い。使わない。w
- 取説
取扱説明書
ペラっと1枚の紙ですが、図解と正しい日本語で書かれている分かりやすいものでした。
3ページを使って組み立て方と、最終ページに畳み方の図解もあります。
クシャクシャに丸めて収納できる代物ではありません。畳み方の図解は有難いです!
初設営
①フライシートを広げて向きを確認します。ロゴがあるのが前(前室)側です。
カラーは”サンドベージュ”のはずですが、アウターの色は白っぽい。クリーム色のようなオフホワイトのような色です。
②フレームを組み立てメインポールとサブポールをメッシュのガイドに通し、バランスを整えます。メインポールは2色に色分けされていて赤が後ろ側です。前側ガイドの青色・差込口に赤の先端を差し込みます。w
③サブポールの両端をフライのコネクターに接続してから、メインポールを接続してテントを立ち上げます※。ベルトに付いているクリップのような金具をポール先端に差し込むことで接続していきます。金具が付いているベルトはポール先端と同じく、ブルー・レッド、シルバーで色分けされています。間違いが無ければ同じ色の箇所に接続されるはずです。
※…と、取説にはあるんですが、私はこれだとうまく立ち上げられなかったのでメインポール、サブポールの順に接続しました。
④ポールの隅を金具で接続した状態でテントは立ち上がりますが、まだダルダルに弛んでいます。
⑤フライに付いてる樹脂の留め具で、ポールのガイドから出た部分をパチンパチンと接続していきます。吊り下げ式のテントをフレームにはめ込むのと同じ要領です。全部の留め具を取り付けるとピンと張れてきます。
⑥最後に細いフロントポールをガイドに通し、⑤で取り付けたフロント側の留め具の取付穴に渡すようにして取り付けてフライ(アウターテント)の完成です。
この状態でもシェルターとして広く使えますが、完全系にするならインナーテントを取り付けます。
⑦インナーテントを広げて向きを確認したら、フライに付いているリングにインナーのフックを引っかけて吊り下げていきます。後ろ側下から上へ、前側上から下への順で吊るすとスムーズだと思います。
インナーの取付フックと、アウター側取付リングのベルトはフロント頂上が赤、その量サイドが青に色分けされています。取付に間違いが無ければこの3か所の色が一致しているはずです。
初設営は約40分、2回目は20分
初めての設営は、取説見ながら、写真撮りながらで40分程でした。
始めての実際のキャンプでは、20分程で設営できました。
※慣れれば、さほど時間はかかりませんが少し力が要るので”楽々設営♪”という感じではありません。
撤収は20分
当然ですが、手順は設営の逆です。w
但し、やはり適当に畳んだら大きくなりすぎて収納バックに収まりませんでした。取説を読んでその通りに畳みなおして撤収・収納しました。
この畳みなおしのタイムロスを除いて、撤収。収納までは約20分でした。
使ってみました・インプレッション
インナーテント広い
インナーテントの中はソロであれば十分な広さで、コット1つと荷物がそれなりに入ります。奥側に天井は斜めに低く迫ってくるので、入口側に寝る方が開放感があると思います。インナーを付けた状態で、後ろ側からも出入りできるので無理すれば2人でも泊まれると思います。
前室の3面開口とフルメッシュがイイ
早速、前室の3面の出入り口を全てメッシュにしてみました。メッシュ扉にスカートが付いているのでその状態でもスカートが残ります。下からの虫の侵入を防ぐ役割を持っているようです。3面をメッシュにすると屋外の蚊帳状態です。夏場・高原などでは風が通って快適に過ごせそうです。
気になったのは、メッシュがドアシートに付いているのではないというところ。フルクローズから出入りしようとするとフライシートの扉とメッシュの扉の両方を開かなくてはならないので面倒です。実際には出入り口にするところはメッシュを巻き取っておいて、フライシートの扉だけにしておく方が使い勝手が良さそうです。
前室が凄く広い!
全室にチェアとテーブルを入れてみました。普段使っているものより大きめ、一般的なサイズのものですが十分余裕があります。これなら、雨が降っても籠って過ごせそうです。この後、アルストでお湯を沸かしてコーヒーを飲みましたが特に危険は無かったので、前室で簡単な調理*ぐらいは出来そうです。
実際、キャンプでは全室に石油ストーブを入れて過ごしました*が特に問題は起きませんでした。
前室の上、ちょうどフロントポールの裏側辺りに、幾つものループ状にした布ベルトが付いています。ハンモックを吊るすベルトのデイジーチェーンのようなやつです。ループはいくつもあるので、ランタンだけでなく小物が吊り下げられます。
* 推奨するものではありませんので、実施する場合は自己責任です。
期待を裏切らない出来だった
スペックを見て買っても期待外れという残念な結果になることは多々あります。
ですが、これは思った通りの良いテントです。ほぼ、理想形!という感じでした。
理想のテントに出会えたかも! (現時点の) w
これから、このテントでたくさんキャンプに行こうと思います。
それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。
毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜
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