[クイックキャンプ] ダブルウォール ドームテント ラージ 4人-5人用 QC-HL270 買ってみた

ハブの上下を噛み合わせるキャンプ
紐を引いてハブの上下をセットするワンタッチテント

こんにちはーーにもじ ニモジです。

暖かくなると、テントが買いたくなる私です。w

もっぱらソロキャンプの私ですが、キャンプの足をバイクから車に変えたことで道具が増えてきました。「テントって大は小を兼ねるんじゃないかな?」「ワンタッチだと設営も楽ちんだよね」と考えて、大型のワンタッチテントを買ってみました。購入したのは…

[クイックキャンプ] ダブルウォール ドームテント ラージ 4人-5人用 QC-HL270 です。カラーは”ウォームグレー”・”タン”と2色ある内の”ウォームグレー”を選びました。

クイックキャンプのワンタッチテントはツーリングテントの”QC-BEETLE1”に続いて2張り目です。
そちらの記事:QUICKCAMP ダブルウォール ツーリングテントQC-BEETLE1 買っちゃった

今回もウチの奥様から「減らしなさいよ。」と指導が入ったのは言うまでもありません。w

QUICKCAMP ダブルウォール ドームテント ラージ QC-HL270 概要

[商品詳細]

大型サイズでも秒速設営、寒い季節も本格ダブルウォール仕様のドームテント。

【商品特徴】

・270cm幅サイズでファミリーでもゆったり快適

・組立不要 設営は内側から紐を引くだけ30秒ワンタッチ

・フライシートとインナーテントに分かれたダブルウォール仕様で、寒い季節にも対応

・おしゃれなキャンプサイトにも馴染むウォームグレーカラーのフライシート

・テント上下のベンチレーションで空気を循環

・耐水圧2000mm(シームテープ加工済み)

・自立式なので、災害時の非常用としても利用可能

・設営動画QRコード付き ・1シーズン(180日)の製品保証付き

★こんなシーンにおすすめ

アウトドア ファミリーキャンプ オートキャンプ テント泊 フェス デイキャンプ 防災 非常用テント 蚊帳 サンシェードとして

★使用人数目安:4〜5人用

【商品仕様】

QUICKCAMP ダブルウォールテント QC-HL270 キャンプ用 ワンタッチテント ドームテント ダブルレイヤー フルクローズ タイプ

●展開サイズ(目安):幅270cm×奥行220+70cm×高さ140cm

●収納サイズ(目安):幅87×奥行21cm×高さ21cm

●重量:約5.7kg

●耐水圧:2000mm

●UV遮蔽率:88% UPF35(フライシート)

Amazon商品説明より

良さそうですね。w
キャンプ好きにとって手軽な設営と広々とした内部空間を得られる選択肢です。ワンタッチで設営・撤収できる機能性はキャンプ時間に余裕を生み、より自由な時間の使い方ができるようになるはずです。

収納状態・内容物

横幅はトランクぎりぎり
横幅はトランクぎりぎり

サイズ表記だけではピンッと来ていませんでしが、実際に届いた箱を見て「大きい!!」とその大きさを実感しました。特に幅87cmは我が家のデイズだとトランクルームの横幅ピッタリサイズです。これは、軽自動車に詰めるサイズになっているという事でもあります。使わないときに屋内にあるとナカナカの存在感です。保管場所も考えて購入するのが良さそうです。

箱にテントサイズ
箱にテントサイズ
袋のファスナーはダブルスライダー
袋ファスナーはダブルスライダー
本体・付属品
本体・付属品

箱から出すと、収納袋にすべて収まっている状態です。収納袋のファスナーはダブルスライダーで引っかかりもなくスムーズに動きます。収納袋は中身がパンパンに詰まっている感じではなく、少しの余裕がありました。入っているのは…

  • テント本体(アウター・インナー一体 ガイロープ4本付き)
  • トップシート(ハブカバー)
  • グランドシート
  • ペグ(11本 先は尖っていない)
  • 説明書

グランドシートが付属しているのは嬉しいです。ガイロープは最初から本体に付いている状態です。

◯:さすがワンタッチ!設営が早い

説明書
説明書
袋から出して、ベルトを外す
袋から出して、ベルトを外す
ハブを植えにして立てる
ハブを植えにして立てる

”設営は内側から紐を引くだけ30秒ワンタッチ”のはず。w 
30秒とは行きませんでしたが…初めてでも、説明書を見ながら5分ぐらいで立ち上げることができました。さすがワンタッチです。

1関節目を広げて
1関節目を広げて
2関節目を伸ばして
2関節目を伸ばして
テントに入って紐を引く
テントに入って紐を引く

設営手順は以下の通りです。

  • 設営場所にグランドシートを敷く
  • テント本体をグランドシートの上に出して、ベルトを外す
  • ハブ(天井の部品)を上にして、1関節目を開く
  • 2関節目を伸ばして、完全に広げる
  • フロントドアのファスナーを開けて中に潜り込んで、内側からハブに付いている紐を引く
  • ハブの上下がパカンとハマったら、紐のストッパーを内側のハブまで上げる
  • トップシートを付けて、必要に応じてガイロープを張る
  • 状況に応じて、ペグダウンする ガイロープを張る
ハブの上下を噛み合わせる
ハブの上下を噛み合わせる
立ち上がったら全体を整える
立ち上がったら全体を整える
トップシートを付けて完成
トップシートを付けて完成

フレームの2関節目がテントを立上がている途中で畳まれてしまったら、テントを立ち上げてから再度伸ばします。捻って力をかけなければ大丈夫です。

構造は、ほぼ折り畳み傘です。傘を広げて、中央のスライドする部分を持って柄を引っ張りる動作を想像するとイメージしやすいと思います。このテントでは傘の柄に相当するのが”紐”になっています。テントが張れたら、紐は天井部についているメッシュポケットに放り込んでおきます。

撤収は設営工程を逆にやればOKです。w
テント生地を畳んで丸めるのに少しコツが要りますが、特大の折り畳み傘と考えて扱えば問題有りません。撤収も初めてで5分程度で袋に収めるところまで出来ました。

◯:室内広々! 材質も悪くない

展開すると、幅270cm×奥行220+70cm(前室部)×高さ140cmです。

室内でこのQC-HL270を張ったら、我が家の小さなリビングはすっかり占領されてしまいましたよ。w

奥行き2mの余裕
奥行き2mの余裕
小物ポケット
小物ポケット
ドアはD型フルメッシュになる
ドアはD型フルメッシュになる

奥行き2mあるので入口から奥に向かって寝て、頭上も足元も余裕があります。この向きで並んで寝れば大人4人が就寝できそうです。ましてソロなら大の字に寝ても良し・ゴロゴロ転がっても良しです。w

テント内は中央部分で1.3m程の高さです。中腰で移動できて、屈めば着替えもできる高さです。

ボトムはゴワッとした厚手のブルーシートのような素材です。高級感は無いですが丈夫そうです。

アウターは薄手の生地ですが、インナーとの相乗で濃い目の影を作ってくれます。アウターはシームテープ処理もされています。

耐水圧2000mmとの事なので、普通の雨なら浸水の心配も無さそうです。

前室は最大で70cmの奥行きがありますが、床面が三角形なので実質は靴置き場程度の使い道でしょう。

✕:チグハグな造りのベンチレーション&ドア

ベンチレーター2箇所
ベンチレーター2箇所
ベンチレーター内側は塞がっている
ベンチレーター内側は塞がってる
アウタードアは半分しか開かない
アウタードアは半分しか開かない

しかし、実際に張ってみるとアウターテントとインナーテントがチグハグなのが目立ちます。まるで別のテントのアウターとインナーを無理やり組み合わせたようです。具体的には以下のようなポイントです。

  • 天井近くのベンチレーターの位置にインナーの開口メッシュが無い
  • インナー奥・下側に換気用メッシュがあるがアウターに開口が無い
  • インナーのドアは中央にありD型だが、アウターのドアは前面半分の△型

インナーにこもった空気を逃がしにくく、風を通しにくい造りです。商品説明ではインナーとアウターの間を風が循環するとの事ですが、これは容易に風が流れないという事でもあります。夏の暑い時期はテント内は蒸れが怖いです。アウターにスカートは有りませんから冬向きではありません。構造的には暑さ・寒さに強くないテントのように思えます。実際に使ってみないと分かりませんが…気候のちょうどいい時期専用かもしれません。

ドアの形状と開口位置が異なるのも地味に使いづらいポイントです。ドアの重なる面積が小さいので出入りは窮屈です。テント内からアウターのドアを閉める時はファスナーの終わりが遠くて閉め難いです。

【追記】実際に泊まってみました

河原で一泊してきました。5月の晴れた日で当日は昼間暑く、夜は10℃も気温が下がる寒暖差の激しい日でした。

  • ワンタッチは良い
    • ワンタッチ機構は実際に使ってみて改めてその良さを実感できました。設営・撤収が圧倒的に楽だし、余った時間が有効に使えるのがとにかく嬉しい。
  • 意外に風に強かった
    • 夜は周りのタープが倒壊するほど強風でした。グラスファイバーのフレームや折り畳みの樹脂パーツがちょっと心配でした。しかし、本体のペグダウンに加えて4本のガイロープを張ったところ、本体がたわむ事も無く無事に朝を迎えました。意外とできる子みたいです。w
  • ベンチレーションがチグハグなのも気にならなかった
    • 上に書いた、アウターとインナーのチグハグさですが、使ってみたら意外と気になりませんでした。風は直線的に前から後ろへ流れないものの、アウターとインナーの間を通ってそれなりに風が対流するようです。
  • 一人だと広すぎるかも
    • 広々寝られるのは確かにゆったりして快適でした。一人だと大の字になってもテントの壁に手足が届きません。しかし、テントの空間が広すぎるため少々底冷えが気になりました。小さなテントなら体温でなんとなく温まる室温が、広すぎると上がらないようです。適切な服と寝具を選んでいれば問題無いのですけどね。

まとめ:少人数のお手軽キャンプに

何と言っても設営・撤収が簡単なのは大きな利点です。テントを寝室と考えれば、2~3人なら着替えやキャンプの荷物を収めて充分就寝できる広さです。それが、この簡単さで使えるのは大きなアドバンテージです。夏の暑さや、冬の寒さに挑むような事をせず、気候の良いときにお手軽・お気軽なキャンプを目指すなら良いテントです。

室内は広いですが、テント単体で日陰が作れません。木陰のあるキャンプ場なら問題有りませんがそうでなければタープと併用すれば快適なサイトが作れそうです。いっそのこと、タープもワンタッチなら更にお手軽です。

このQC-HL270に限らず、ワンタッチテントは折り畳み部が樹脂パーツなので一般的に耐久性は低めです。しかし、無理な力をかけず正しく使えばそれなりに長持ちしてくれるはずです。

私はソロキャンプなので、春や秋にタープの要らないキャンプ場でお手軽キャンプに使おうと思います。

 

それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。

毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜

コメント

タイトルとURLをコピーしました