こんにちはーー ニモジです。
パップタイプのテントも最近良く見かけるし、焚き火に強いテントが欲しいと思っていて…
先日、ついポチってしまいました。到着に日数がかかるかなと思っていたら、注文から2日で到着しました。
※品質についてメーカーに問い合わせしていたのが決着したので記事を更新します。
(2021年6月3日更新)
品質が残念な、値段なりと納得するか、自分で直したり工夫したりするか、割り切りが必要なテントでした。
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8tail MR.PUP ミスターパップ
『スカートを履いたジェントルマン』
メーカー(ブランド?):8tail
製品サイズ:フライ/W360×D190×H110cm インナー/W190×D85×H110cm
製品重量:5kg(・フライ/2.5kg ・インナー/0.6kg ・ポール×4/1.3kg ・ペグ×19/0.3kg ・その他/0.3kg)
製品素材:フライはポリコットン素材(難燃性)、スカートはポリエステル素材(撥水効果が強く、汚れが付きにくい)
ポールはスチール(耐久性重視)、ペグはアルミ合金(軽い)
価格:12,800円(税・送料込み) 2021年5月30日現在
商品ページより抜粋
「スカートを履いたジェントルマン」って、
スコットランドの人じゃなかったら変態じゃんね。と内心突っ込んでいたら
ある意味、変態向きな(一般向きではない)テント?でした。
ポリコットンで焚き火に強く、設営に必要なものは一式揃って
バンドックのソロベースTCの半額以下です。
ちゃんと使えてまともな品質なら、お値打ちなんですが…
最初に結論:オススメしません 値段なりの未完成品・素材と納得できる人向け
- ここがダメ
- 縫製はガタガタで所々、縫い代を外れている。雨漏れも心配。
- ファスナーのリボンは所々、千切れてほつれている。
- インナーの吊り下げトグルは位置がおかしくて取り付けるとパンパンに引っ張られる。
- ここがイマイチ
- ダブダブの収納袋が嵩張る。
- ポールがスチール製で重い。しかも先端が簡単に外れる。(無くした)
- ロープが太くて嵩張る。ペグはそれなりのレベル。
- インナーの固定が基本ペグ打ちで面倒くさい。
あまりに品質が悪いので、写真を添付して良品に交換して欲しいとメーカーに問合せましたが、返答は下記でした。
どうしても、お写真の部分レベルでの縫製のズレがどのテントでもある場合がございます。 再度お送りさせて頂いても、ご同意頂け無い可能性がございますので、今回は返品対応を取らせて頂けますでしょうか。
これで普通なのだそうです。
これが通常品の品質とするなら、出来が悪すぎます。
1万円出せばまともなテントはいくらでも買えるので、普通はコレは選ばないほうが幸せになれると思います。
返品も考えましたが、私はこれを素材と考えて自分で工夫して使ってみることにしました。
(こんな判断をするところが変態?でしょうか)
このやり取りの結果、2,000円返金してもらいました。結果的に下に書いたような今売っているレベルの金額になりました。
私が最初に買った価格は楽天で12,800円でしたが、
6月3日現在、Amazonは2,000円オフクーポンが出ていて10,980円です。
楽天も値下がりして、11,800円+ポイントです。たたき売り状態!!
この値段であれば、出来の悪さに目をつぶって使う、或いは気に入らない所を自分でなんとかするという選択をする人もいるのでは?
(最後に商品リンクも貼りました)
開封チェック
インナーの床面サイズのグランドシートは商品ページの告知通りでしたが、
プラス革手袋もついて来ました。しっかりしたものですが、バイクキャンプに持っていくには大きく重いので使わないかな…
梱包サイズは、63✕24✕19.5cmとあります。
本体袋のサイズはメジャーで測ったら59✕22✕21cmでした。袋はダブダブで余っています。
触ってみた換装は「重い!」
本体がポリコットンなので仕方ないにしても、ポールやロープは重くかさばるので使い続けるには何とかしたい。
本体、付属品に欠品はないようですが、ややこしいのはペグです。
商品ページの説明画像では24本、袋に縫い付けられた取説では20本となっていますが、
説明文(重量の項目)では19本と混乱しています。実際のペグは19本でした。コレで正解のようです。
縫製はガタガタ 商品と呼ぶには恥ずかしいレベル
本体を広げて眺めてみました。縫製はひどい…
並行して2本縫ってあるので形を保っているものの…縫い目は蛇行して曲がり、所々縫い代から外れています。
何処にもシームテープは貼られていません。撥水頼りなら縫い目からの雨漏りは避けられないと思います。
多くの縫い目が集まった箇所は…どうしたいんだコレは!ってぐらいグッチャグチャです。
ファスナーのリボンは機械か何かに噛み込んだのか、端がちぎれてほつれている箇所が多数…
まともに検品したら出荷できないと思えるレベルです。これが安い理由?!
セットのもので設営できます(当たり前?)
自立するテントと違って、ペグを打って形にするので沢山ペグ打ちが必要です。
まず、広げて前後を確認します。
奥の辺の2箇所をペグダウンして位置決めします。
短い方のポールを下から差し込んで立ち上げ、横に張り出した箇所をペグダウン…のはずなんですが
倒れてしまってうまく立たないので、手前側のロープを先にペグダウンすると立ち上がって安定しました。
ここから取説は見るのを止めて(^_^;)、適当にペグダウンしていったら張れました。
初めてにしては、まあまあピンときれいに晴れたんじゃ無いでしょうか。
仕上げに、前面を長い方のポールで立ち上げ、後ろもロープで引っ張って空間を広げたらフライは出来上がりです。
ペグは自前のものを使いましたが、基本のセットだけで設営は出来ました。
インナーも微妙
専用のインナーということで、フライ(アウター)にちょいちょいっと吊り下げられるものを想像しましたが…
上をトグルで吊り下げたら、あとは基本的にペグダウンです。
本体を張った後にインナーをペグダウンで固定していくのは結構面倒な作業です。
しかも、両端のトグルは取り付け位置がおかしくて、何とか付けたもの千切れないか心配に成るほどパッツン・パッツンです。
これは…インナーの吊り下げ用のトグルを縫い付ける位置が間違っていると思います。
手持ちのローコットは斜めに押し込んだらなんとか入りました。インナーの床面積とぴったりでした。
設営完了・雰囲気良好
試行錯誤の初張りでしたが、なんとか設営完了しました。
付属のグランドシートは、床面の半分・インナーの床のサイズなので、
いつも使っているグランドシートで床全面をカバーしました。
後ろのガチ軍幕のキャンパーさんには負けますが、なかなか無骨な感じが出てると思います。
雰囲気は良いですねぇ。
焚き火もしましたが、焦げたり・穴が空いたりも有りませんでした。
撤収でがっかり ポールの先端が紛失!?
一晩泊まって、撤収して帰ってきましたが…
ポールの先端が有りません。いつの間にか取れていました。
え!?ッと思って一つ引っ張ったら簡単に抜けました。プラスチックの部品が差し込んであるだけでした。
一生懸命探しましたが、無くしました。orz
不注意といえばそれまでですが… 耐久性を重視したスチールボールがこのザマですか?
それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。
毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜
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