こんにちはーー 愛車歴1の続きです。またまた昔話にお付き合いください。
ピンクナンバー スクーター時代
SUZUKI ADRESS110
スズキのアドレス110です。
会社の社宅から引っ越した頃、この斬新なスタイルを見て買ってしまいました。
昔はウイリーするような過激な50ccスクーターがありました。…出足のパンチはそれ程ではないにしろ、よく伸びる走りは予想以上でした。
でもちょっと物足りないので、ウエイトローラーの重さを買えてみたら走りが変わって、それが楽しくて、どっぷり改造沼の深みにハマった一台でした。
結局、クランク以外はエンジンに一通り手を入れました。ジェットのセットとウェイトローラーのセットを持ち歩き、走ってはセッティングを繰り返しました。
私見ですが、エンジンは燃料をだんだん薄くすると急に気持ちよくエンジンが廻るポイントが出ます。そうなったときは燃料が薄いので回し続けると壊れます。アイドリングから全開までのどこかで燃料が薄くてもやっぱり壊れます。感覚に頼ったセッティングで気持ちよくエンジンが回るポイントを探っているのに、すごく気持ちよく回る手前で我慢しなければならないジレンマ…これが難しかった。
最終的にはシャシーダイナモという後輪出力を計測する機械で、ノーマル250ccスクーターを超える出力が出ていました。
改造は全部自分でやりました。外観も後期型のキャストホイールに入れ替えて、写真ではわかりにくいですがアクセント塗装もしました。チャンバーにブルーアルマイト加工をしてもらったり、ちょっと変わったツートンのシートは自分で手縫いしたオリジナルです。
旅好きの私としては、改造しすぎで危なっかしくて長距離走れないという珍しいオートバイでした。
自分として一通り完成と思えるレベルにセッティングが出た頃、すごく速いらしいと噂のスクーターが欲しくなり、買い替えのため手放しました。
GILERA Runner125sp
ジレラのランナー125です。
知ってる人しか知らない!?、イタリア生まれの俊足2stスクーターです。輸入車の並行輸入ものを買ってしまうという暴挙に出ました。
一応、スクーターっぽい形ですがスポーツバイクのようなポジションで、シートが高く両足ツンツン。
改造パーツが豊富なのでけっこうなんとかなりましたが、フロントフォークのオイルシールが抜けて取り寄せたときはバケーションシーズンで半年も掛かりました。イタリア時間に痺れました。
前のADRESSで学習したことを活かして、安全マージンを保った程々の改造で旅バイクが復活しました。
讃岐うどん食べに行ったり、
排ガスでむせながら、トンネル(確か原付き料金は50円だった)通って
博多ラーメン食べに行ったり、と活躍しました。
やっぱ本場だよなと納得してラーメンだけ食べて、どんたくで人があふれる前に帰ってきましたが、当時から”一蘭”は横浜にもありました。(笑)
お忘れかもしれないので、一応書いておくと125ccなので高速道路は使えません。博多は神奈川からだと国道を1号、2号、3号と乗り継ぐと着きます。簡単です。
この頃、遠くに行くときはキャンプではなく健康ランド泊でした。予約不要で、チェックイン時間も融通が聞くので下道を走る旅には最適です。風呂とサウナで整って、ビールでもグイッといけば雑魚寝も上等です。でも、耳栓は常に持って行っていました。
高速道路に乗れない旅に限界を感じて、なかなか速いらしいと噂の250ccに買い替えました。
それじゃあ、今日はここまでで。まだ、続きます。
オヤジ生活を楽しんで行きましょう〜〜
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