バイク補助灯の配線交換 リレーの働きを超簡単解説

ドライビングライトオートバイ・クルマ
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こんにちはーーにもじ ニモジです。

大きい方のバイクNC750Xで、補助灯(ドライビングライト)配線のヒューズが飛びました。

普通ならヒューズ交換するのですが、ハーネス自体を交換することにしました。

ヒューズが飛ぶということは、それだけ沢山の電流が流れたということです。

今まで使っていたハーネスで問題が起こったのでしょう。

配線とリレーの働き

補助灯などで使うハーネスキットの回路はだいたい以下のようなものです。

リレー回路図
リレー回路図

赤い線で描いたライトの回路と、緑の線で描いたスイッチの回路が独立しています。

このように、リレーは操作したい回路と操作するための回路を分けるために使います。

スイッチ回路のON/OFFが、ライトの回路に伝わり(リレーされて)ON/OFFします。

リレーを使うメリット

沢山電流が流れるライトの主回路を短くできて電力のロスが減る。

スイッチの回路に流れる電流を減らせるので、少ない電流用の電線やスイッチが使える。

このようなメリットの為にリレーを使います。

機械式のリレーは図のように、スイッチ回路側に電磁石が入っていてONになると、主回路側の鉄バネスイッチを磁気で引っ張ってONにする仕組みです。

実際のリレーには様々な仕様があります。

今は、機械式よりも電子回路で切り替えるICリレーの方が多く使われていると思います。

ハーネスキットを使います

Amazonで1,300円ぐらいでした。自分で部品を揃えて配線を作るより圧倒的にお得です。

ハーネスキット
ハーネスキット
リレー
リレー

私の補助灯はドライビングライトと言っていますが、実態はLEDワークライト・作業灯です。

ライト・ステー・ハーネスとDIYで取り付けた格安仕様ですが機能は十分です。

粗悪品に注意

ハーネスキットの中には主回路とスイッチ回路を直列につないでいるような、頭のおかしい製品まで存在します。

気づかなければ全く意味のないリレー回路にお金を払うばかりか、手元のスイッチに大きな電流が流れる危険な配線を使うことになります。

そんな製品は商品ページの回路図もあてにならないので、口コミなどをチェックするのをお勧めします。

私が今まで使っていた製品がそうでした。私は気づいて回路を作り直しましたが、普通なら信用してそのまま使ってしまうと思います。こんな製品だったので、ヒューズが飛んだことでハーネス自体の交換を決めました。

今回購入したハーネスキットは最安クラスですが、正常な回路になっていました。

チャチャっと交換

NC750Xはタンクの位置の荷室?の中からメンテナンスリッドを開けて配線を弄ります。

配線 スパゲッティ?
配線 スパゲッティ?

元々使っていた配線を外して、新しい配線に置き換えるだけなので難しいことは無いのですが…

ぐちゃぐちゃに絡んだ電線をほどいて、整理するのに時間がかかりました。

それでもこんな感じなので最後はあきらめて押し込んで蓋をしました。w

無事に交換完了です

エンジンON ライトOFF
エンジンON ライトOFF
エンジンON ライトON
エンジンON ライトON

このスイッチにはLEDのインジケーターが付いています。

(エンジンキーの上に映っている緑のLEDはETCのインジケーターです)

エンジンをかけると緑のLEDが点灯して、スイッチを操作してライトが点くと赤のLEDが点灯します。

状態が分かりやすくて便利なんですが…運転中に視界に入るとうっとおしいので

私は走行中はスマホで隠れる位置にスイッチを貼り付けました。w

これで修理完了。無事にドライビングライトが使えるようになりました。

 

 

それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。

毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜

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