こんにちはーー ニモジです。
実店舗で骨伝導イヤホンを試聴して以来、「結構イイな」と気になっていたのでAmazonで、お手頃なやつ”Nroae C2”というのを買ってみました。
デジタル物が意外と好きなんですよ。(↓今までのデジもの記事)
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骨伝導イヤホンとは? 従来のイヤホンとの違いは
骨伝導イヤホンは、骨伝導の技術を利用して音を伝送するイヤホンです。通常のイヤホンと異なり、耳の穴や鼓膜を介さずに音を内耳に直接伝えます。
骨伝導イヤホンには、次のような特徴があります。
Google検索より
- 耳を塞がないため、ムレにくく、圧迫感がない。
- 周囲の音を聞き取りやすいので、会話をしながらでも音楽を楽しめる。
- 耳の清潔を保ち、外耳炎のリスクが少ない。
- オンライン会議や授業、テレビ電話などに適している。
従来のイヤホンが”空気の振動⇨鼓膜⇨蝸牛⇨聴神経”という経路で音を伝えるのに対して、骨伝導イヤホンは”耳骨の振動⇨蝸牛⇨聴神経”という経路で音を伝える仕組みなのだそうです。骨伝導イヤホンは、こめかみあたりにイヤホンのドライバを当てることで音が聞こえます。耳の穴を塞がない構造のためイヤホンで音楽を楽しみながらも周囲の音が聞き取りやすいのは大きなメリットです。
Nroae C2骨伝導イヤホン 基本情報
ブランド:Nroae
販売元:Yosoro.inc💫軽量ボディ+ワンボタン操作で耳への負担を軽減しつつ、操作時のストレスも解消できます。
Amazon商品説明ページより抜粋
📀「搭載された定番の大口径ドライバー」C2 イヤホンが究極の重低音体験をもたらし、細かいニュアンスまで再現してくれています。耳栓との併用でさらに音楽の深いリズムを感じることができます。 (周囲環境の安全を確認の上、ご使用ください。)
🍃「28g軽さ」骨伝導イヤホンは、側圧も強くなく、ふんわりとした優しい着け心地です。
🌧骨伝導部分に肌に優しい材料を採用し、防汗防水塗料にも施します。
🎖初期登録したら、次回からは電源が入るとわずか3秒で自動でデバイスとペアリングします。
!ボタン操作で、音楽の再生/停止、音量調整や着信の応答、Siriの起動ができます。
🌱最先端Bluetooth 5.3チップを採用し、極低なメモリ使用量と低い電力消費で、省エネの上に再生時間の長さが特徴です。
⚡Type-C充電はC2 骨伝導イヤホンに強力なエネルギーを与え、連続使用時間は10時間まで達することも可能!
🎖高感度マイク付きにより、クリアなハンズフリー通話を実現します。
デザインと装着感
骨伝導イヤホン「Nroae C2」は、軽量でスッキリしたデザインです。耳の上かかるアーチの装着感も悪くないように思います。左右をつなぐアーチ構造もしなやかで締めつけ感はありません。
軽く首を振るぐらいではずれないのでスポーツやアクティビティ中でも、ある程度使えそうです。
左右をつなぐアーチは首の後ろを通るようになります。上を向くと首の後ろとアーチが触れてドライバ(振動ユニット)の位置がズレるので、聞こえる音の大きさが変わります。骨伝導イヤホン全般がそうなのではないかと思いますが、ドライバが触れる圧が強い方・ドライバが耳の穴に近い方が、音は大きく聞こえます。
音質
音質は低音がやや弱い気がしますが、高音のクリアさや音の広がり感は十分なように思います。(オーディオマニアではないおっさんの主観です。w)
骨伝導イヤホンの特徴である、”耳を塞がないことで周囲の音も同時に聞ける”というポイントは有効です。この商品は耳栓も付属するので、音楽に集中することもできそうです。
音漏れは多い
通常のイヤホンと比べると、聞こえる音量は小さいです。音楽を楽しもうとすると私のiPhoneだと、ボリュームはゲージ半分近くになります。ですがこの状態で、隣にいた奥さんからは「音漏れがうるさい」とクレームが来ました。
骨伝導とはいっても、ドライバーが空気も震わせてしまい音が出てしまうようです。(こめかみに接する面だけが振動して、ドライバーの外殻が振動しないものがあれば良いのでしょうが…)
静かな場所や、電車の中等、近くに他人がいる場所での利用には向いていないようです。
機能性とバッテリー
画像は取扱説明書です。日本語で書かれており必要十分な内容でした。
「Nroae C2」は”生活防水”との事なのでハードな利用は想定されていないようです。
操作は右耳側についているボタンひとつだけで行います。以下のような操作ができます。ボリュームの変更はできません。Siriに指示するかデバイス側で行うことになります。
- 電源のON-OFF
- 音楽再生・曲送り・曲戻し
- 受話・通話終了・着信拒否
- Siri起動
Bluetoothペアリングは電源投入後すぐに利用できて快適です。「パワーオン・ペアリング・コネクテッド」と連続してアナウンスが流れる感じです。Bluetooth接続も今のところ途切れるようなことはありません。
バッテリーは充電が約2時間、音楽再生が約10時間というスペックですが、実際は8時間程度の再生が可能でした。ほぼ外出でも充電の心配はなさそうです。充電ポートがUSB Type-Cなのも使い勝手が良いです。
通話は一応できるレベル
電話やLINE通話などの通話は一応できますが、こちらの声が遠くて聞き取りづらいと相手からは不評です。
マイクが右耳の後ろにあって場所が良くないのと、性能がイマイチなのではないかと思います。
相手に我慢してもらえれば、こちら側は相手の声が問題なくクリアに聞こえます。w
バイクで使ってみたが…
「外の音が聞こえるなら、バイクに乗るとき音楽を聞いたりナビの案内を聞くのに良いかも」と思ってバイクに乗るときに使ってみました。結論から言うとあまり実用的とは言えないものでした。
イヤホンをつけた状態でジェットタイプのヘルメットは被れました。ボタン操作ができないのもデバイス側で操作すれば特に支障はありません。しかし…
走行時の風切り音が聞こえすぎて、かなり音量を上げないと音楽やナビ音声は聞き取れません。ある程度の雑音があっても、骨伝導の音はクリアに聞こえるのかと誤解していましたが間違いでした。そして、骨伝導でも大音量を聞き続けていると疲れます。この状態は耳にも良くないでしょう。
という訳で、バイクでの利用は1回だけ試しましたが止めることにしました。
まとめ
メリット:
- 耳を塞がないので、周囲の音を聞き逃さず安全に使用できる
- 長時間使っても耳が疲れにくい(適切な音量なら)
- 日常防水でスポーツやアウトドアでもそこそこ使える
- 拘りがなければ十分聞ける音質 w
- Bluetoothの接続は早く、安定している
デメリット:
- 低音がやや弱く、重低音を重視するリスナーには不向きかも
- 音漏れしやすいので、一人のときの使用が推奨
- マイク性能がイマイチなので通話には不向き
- バイクでの使用には不向き
総評:
骨伝導イヤホンは、外出中に周囲の音も確認しながら安全に音楽を楽しむのに向いています。しかし、一方で音漏れに注意して周りに迷惑が掛からない音量・状況で使用する必要もあります。
十分使えるものですが、使い所を選ぶというのが正直な感想です。技術の進歩でデメリットを打ち消す商品が出てくるともっと使い勝手は良くなると思います。もしかして、高級品はデメリットを克服しているのかな??
それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。
毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜
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