キャンプの寝床選び マットかコットか?

MOTOMOローコットキャンプ

こんにちはーーにもじ ニモジです。

キャンプは地面に設営するので、地面の凸凹や硬さを和らげてくれるものがないと背中が痛くて眠れません。

そんな事も分からず、寝床の準備をせずに出掛けた初キャンプでは、全く寝付けなかった私です。 (^_^;)

昨日、シュラフ選びを紹介したのに続いて、キャンプの寝床の選び方とオススメを紹介します。

マットかコットか

キャンプの寝床は地面の凸凹を和らげ、底冷えも和らげるのが役割です。

大きく分けてマットとコット(ベッド)があります。

ざっくりとした傾向は下記ですが、様々なタイプと商品があってこの傾向が頻繁に逆転します。

  • マット;軽い 比較的安価 寝心地はイマイチ
  • コット;重い 比較的高価 寝心地は良い

ここでは私のスタイル、バイクで行くソロキャンプをメインに考えて比べようと思います。

自分にあった、コンパクトで軽い・コスパ最高・寝心地抜群 なものを探せば幸せになれるハズです。

マットのタイプ・特徴

銀マット

ブルーのマットの片面にアルミシートが貼り付けてあって、くるくる巻で売られているアレです。

昔はツーリング・ソロキャンパーの標準装備かのように、皆がこれを使っていました。

ホームセンター等で売っているので、入手が容易で、何より安いのが魅力でした。

薄いので、小石でも下にあるとゴツゴツ背中に当たって寝心地は良くないです。最低限の働きをしてくれる代物だと思います。

くるくる巻の癖が残って真っ直ぐにしようとしてもすぐ丸まってしまうのも地味に使いづらいです。

今はネットでイロイロ選べるので、積極的にこれを選ぶ必要はないかなと思います。

ウレタンマット

凹凸が整形されたウレタンフォームが細長くパタパタと折りたたまれた形状のマットです。

体重がかかっても意外と厚みを維持してくれて寝心地も悪くない。

広げて、畳むだけ。設営、撤収が楽にできる。

半分に畳んで座布団に使える。

軽い!

収納時の長さがあって嵩張る。

底冷えに対しては効果が低い。

価格はサーマレストなどの有名ブランドは安心な分だけ高いですが、お手頃な商品もあってピンキリです。

私の持っているのは”Moon lense”のマットです。

ウレタンマット
ウレタンマット 広げて

ウレタンマット 使用時

片側がシルバーにコーティングされているので輻射熱による保温効果もあるような・ないような…

後に紹介するコットと組み合わせて使うこともできるので、一つ持っていると重宝です。

エアーマット

ビーチボールや浮き輪と同じで、空気を入れて膨らませるマットです。

厚みがある物はクッションが良く、寝心地が良い。

底冷えに対しても効果がある。

収納がコンパクト!

空気を入れたり、抜いたりが面倒。

丈夫であるほど重くなる。

使ってるいる途中で空気が漏れると途端に役立たずになる。悲惨。

膨らましたときの厚みが性能と思って間違いないです。

ベッドのマットレスのような厚みのものもありますが、そうなると大きく重くなります。

構造は風船なので穴が空いてしまうと、地面に寝るのと変わりません。

これは大きなリスクです。

私のエアーマットはKING Campというメーカーのものです。

KINGCampマット
KINGCampマット ラベル

枕部分がエアーポンプになっていて、これを踏むと空気が入って、足元のバルブを開けて空気を抜きます。

KINGCampマット 広げて
KINGCampマット 空気を入れる
KINGCampマット 使用時

私はハンモックの中に入れて使っています。ハンモックならパンクしてもダメージは少ないので。

横方向にエアーバッグが突っ張る作りなので、これをハンモックに入れると床面が平らになり。

ハンモックの中で寝返りが打てて快適にハンモック泊が出来ます。

インフレーターマット

エアーマットの中にスポンジ状のマットが入っていて、エアーバルブを開けて放っておくと勝手に膨らみます。

勝手に膨らむので設営は楽。

スポンジ+エアーなので寝心地は良い。

撤収で空気を抜くのはちょっと面倒。

スポンジの厚みがあるのであまりコンパクトにならない。

エアーマット程ではないが使用中に空気が漏れるとペラペラになる。悲惨。

「マットのいいとこ取り」とも言えますが、反面デメリットも多いので私は中途半端だと思っています。

リペアーキットが付いているような信頼できるブランドだと安心です。

私のインフレーターマットはブランド不明の安いものです。空気漏れしてしまって使っていません。

インフレーターマット 広げて
インフレーターマット 使用時

コットのタイプ・特徴

フレームに布を張った簡易なベッドがコットです。

軍用スタイルのGIコットの無骨で重そうなイメージが先行しますが小さく軽く収納できるものも多くあります。

ベンチのように腰掛けて使えますし。

コットを木陰に持ち出して横になり、空を眺めるのは気持ちが良くてサイコーです。

ローコット

床面の高さが15cm位のものがローコットです。

収納時はコンパクトになる。

地面の凹凸を拾わないので快適に寝られる。

夏は涼しく、冬は底冷えが伝わらない。

2人用のテントなら入るものが多い。

設営、撤収にはコツが要る。(ものが多いと思う)

平らな面に設置しないと脚が外れる。

冬場は底冷えは伝わらないですが空間が空くので気温なりに寒いです。そういう時はウレタンマットを併用すると寒さがしのげます。

私のローコットはMOTOMOという中国メーカーのものです。

MOTOMOコット
MOTOMOコット 広けて

ショックコードで繋がったフレームを生地の両サイドに通し、外側に押し出して抜けないようにします。

MOTOMOコット フレーム差込
MOTOMOコット フレーム固定

同じくショックコードで繋がった脚を組み立て、フレームをはしご状につなぐように組み立てます。

コットを立てて、脚の下側をはめてから上から力をかけると簡単に組むことが出来ます。

MOTOMOコット 脚取付
MOTOMOコット 組立後

横や斜めから力をかけると脚が外れやすいので、跨いで上から乗るようにして使います。

張りが絶妙で気持ちよく寝られます。

MOTOMOコット 使用時

ハイコット

床面の高さが40cm位のものがハイコットです。

地面の凹凸を拾わないので快適に寝られる。

夏は涼しく、冬は底冷えが伝わらない。

コットの下に荷物が置ける。

虫の攻撃を受けにくい?

収納時は比較的大きく重い。(ローコットと比べて)

設営、撤収にはコツが要る。(ものが多いと思う)

小さいテントには殆ど入らない。

私の持っているようなテントには入らないので持っていません。

大型のテントでベンチを兼ねるような使い方だと便利に使えそうです。

最近はハイ/ロー兼用コットもあるようですね。

私のオススメ

寝心地、携帯性、コスパを考えると断然、ローコットです。

これに冬場はウレタンマットを追加すればより快適です。

 

それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。

毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜

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