こんにちはーー ニモジです。
日本酒のイメージが強い、京都の酒造メーカー”黄桜”のビールです。
京都イコール老舗をイメージしますが、歴史は意外と浅くて60年ほどだそうです。
京都で老舗を名乗るのは200年経ってかららしいので、京都的には新参なのかも。w
2種類飲んでみました。
日本酒メーカーらしい特徴がウリのようですが、先入観無しで飲んでみる方がおいしく飲めます。
京都麦酒 ゴールドエール
吟醸酒の香りがほのかに香るゴールドエール。京都麦酒は、1995年京都で初めての地ビールとして誕生しました。清酒メーカーが作る地ビールとして清酒製造技術を生かして醸造しています。その1つである「ゴールドエール」は、お酒の仕込みに使われる名水「伏水」を使い、清酒酵母を使用することで吟醸酒の香りがほのかに香る、黄金色したまろやかな缶ビールです。
品目 : ビール
原材料名 : 麦芽・ホップ
アルコール分 : 4.0%
カテゴリ : 酒イーストビール
IBU(苦味) : 25
保存方法 : 日光を避け、涼しい場所に保存味わい(香り:やや高、苦味:中、コク:中)
黄桜公式HP 商品紹介ページより引用
グリーンのラベルに大文字焼がデザインされた缶です。クリアなイメージのパッケージです。
瓶入りだと「蔵のかほり」と商品名が変わるようですが、商品説明を見る限りは同じ製品のようです。
最大の特徴は清酒酵母を使っていることです。
エール酵母を使わないのに”エール”と呼べるのかは謎です。エールと同じく上面発酵するという事なんでしょうか…?
ルックスとは違う、軽いゴクゴク系のビールでした。
色は、やや濃い目の麦穂色で濁りもあります。泡立ちのきめは細かいですが、泡が消えるのは少し早いようでです。ルックスは正統派エールです。
香りは、普通の香りだと思います。酵母の違いによる香りは、私には感じられませんでした。
味は、苦味・コクとも程々です。アルコール度数の低さもあって、”エール”を期待して飲んでしまうとやや物足りないレベルです。
特別なビールというより、缶のままゴクゴク飲むカジュアルなビールとしてなら十分においしいのですが…特別なビールの価格帯なのが残念な点です。w
京都麦酒 ブロンドエール
酒造好適米「山田錦」を使用したブロンドエール。京都麦酒は、1995年京都で初めての地ビールとして誕生しました。清酒メーカーが作る地ビールとして清酒製造技術を生かして醸造しています。その1つである「ブロンドエール」は、最高クラスのお酒の仕込みに使われる酒造好適米「山田錦」と名水「伏水」を使用することできめ細かな泡とまろやかな風味が特長の淡い山吹色したやわらかな缶ビールです。
品目 : ビール
原材料名 : 麦芽・ホップ・米
アルコール分 : 5.0%
カテゴリ : フリースタール・ライトエール
IBU(苦味) : 25
保存方法 : 日光を避け、涼しい場所に保存味わい(香り:中、苦味:中、コク:中)
黄桜公式HP 商品紹介ページより引用
ブラウンのラベルに大文字焼がデザインされた缶です。落ち着いたイメージのパッケージです。
瓶入りだと「山田錦」と商品名が変わるようですが、商品説明を見る限りは同じ製品のようです。
最大の特徴は副材料に山田錦を使っていることです。山田錦は酒造用の米として有名ですね。
”フリースタール・ライトエール”というのは他で見聞きしたことが無いので、メーカでもカテゴリー分類には苦慮したのかもしれません。
山田錦の効果は不明ですが、軽くておいしいエールでした
色は、明るい山吹色?でやや濁りがあります。泡立ちも程々で、ヴァイツェンのようなルックスです。
(画像は背景の違いでブロンドエールの方が明るく映っていますが、実際は似通った色合いです。)
香は、控えめにホップと麦芽モルトが香ります。
味は、苦味・コクのバランスが取れている感じですが、副材料の山田錦の効果は私には分かりませんでした。
副材料の山田錦を探さなければ、普通にバランスの取れた軽いエールで、おいしいです。w
飲んでみて
この2本は、清酒酵母を使ったり、山田錦を入れたりと日本酒メーカーの特徴を活かしたビールでした。クラフトビールはどれも個性的で、特徴を前に出したいというのは分かります。私は、あらゆる工夫もおいしくなるならアリだと思っています。
ですが、特徴を見てしまうとそれが期待に変わってしまうんですよね。飲んだ結果がその期待を上回ってくれないと、物足りないと感じてしまいます。
今回のビールはそんな2本でした。これを、先入観無し&カジュアルに普段飲みできる価格帯なら、十分においしいビールなのに…惜しいです。w
それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。
毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜
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