こんにちはーー
昔話にお付き合いください。 （昔過ぎて画像が有りません）
若者だったころ
YAMAHA RD50
高校生のたしか１年の頃、一生懸命バイトして初めて買ったバイクです。２STの当時のフルパワーミッション車でした。原付きで油圧ディスクブレーキとキャストホイールは他には無くて、スポーツで高級なモデルでした。
私は小学4年生の時に当時住んでいた千葉市から母の実家の群馬県高崎市まで自転車で1日かけて行ったことがありました。子供の頃から旅好きだったようです。早く・遠くに行ける手段を初めて手に入れたのが嬉しくて、嬉しくて興奮したなぁ。
しばらくして、タクシーに巻き込まれてリアのスイングアームが歪んだときはこの世の終わりのような絶望的な気分になりました。バイク屋の親父さんに廃車のスイングアームを譲ってもらって次のバイクを買うまで乗りました。主にバイトに通勤する足でした。
YAMAHA XT250
中型免許を取った頃、一緒に免許をとった友人は集合管の付いたヨンヒャクに乗り始めました。
一方ではオフロード車ブームが盛り上がって、HONDAのXL250がよく売れていました。私は爆音系じゃなくてオフ車がカッコいいと思っていました。そして、たくさんバイトをして…。通っていたバイク屋さんがヤマハ系だったのもあってマイナーなXTを中古で買いました。XLにはないリアのモノサスが自慢で、加速ポンプ付きのキャブはタタタタタッと軽快に走ってくれました。
バイク屋の親父さんが納車のときに「こいつは逆ハン決めてコーナーを抜けるんだ。」というので、納車の帰り道のコーナーでハンドルを逆に切ったら死ぬかと思いました。逆ハンはコーナーでリアを滑らせてカウンターステアをコントロールすることだと知らないビギナーでした。
ツーリングで遠くに行くといっても、長野県の諏訪湖まで行くだけで大冒険気分でした。
オフ車なのにフェンダーもキャンディーレッドのきれいな塗装がされてるのがヤマハらしかったのですが、本当にダートをちょっと走ったら塗装がバキバキに割れました。
高校を卒業して就職し、会社の寮では置いておけなくなったので手放しました。その後は自動車が色々なところに連れて行ってくれました。
SUZUKI DR250
結婚して、会社の社宅に引っ越してバイク置き場が使えるようになったので、奥さんに頼み込んで買いました。
フロント倒立サス、リアはアルミ整形アームでリンク式モノサス！ XTからの進化を感じたバイクでした。
今でもスズキの２５０で見かけるこのエンジンはこのバイク用に開発されたものでした。新規開発のモデルだったせいかキックシャフトが壊れて始動できなくなったり、リアサスが完全に抜けてしまったりと結構深刻なトラブルも多いバイクでした。
学生の頃には買えなかったオフロードブーツもオフロードヘルメットもバッチリ決めて、林道を探して走り回りました。ハンドルガードを付けたり、ビッグタンクを付けたりしてカスタマイズも楽しみました。
XR250に乗る後輩と、キャンプツーリングに初めて行ったのもこのバイクでした。ネットで情報を仕入れるという時代ではなかったので、今からするとずいぶんチグハグなキャンプ装備だったと思います。マットも無くて背中は痛いし、ペラペラのシュラフは死にそうに寒くて数回でキャンプは行かなくなりました。
調子に乗って海岸を走って、しっかり洗車をしないでいたらサビだらけになって手に負えなくなったので手放しました。
最新のバイクが次々に発売され続け、進化が目まぐるしい時代のバイクたちです。一芸のある「…初」的バイクが好みだったなぁ。
情報が昔過ぎて、役に立たないですね〜。
それじゃあ、今日はここまでで。愛車歴2に続きます。
オヤジ生活を楽しんで行きましょう〜〜
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