こんにちはーー ニモジです。
アルコールストーブは”買ったものの、使わなくなってしまう”キャンプ道具の上位だと思います。
私もアルストを1つ持っていますが久しく使っていません。
なのに、ダイソーで200円(税込み220円)で売ってたので買ってしまいました。
アルコールストーブをなぜ使わなくなったか
アルコールストーブは以下のような特徴、メリット/デメリットがあると思います。
↓私の持っているのはこんなタイプ
(画像はAmazon商品リンクです。1,295円 2022/3/21現在)
お散歩に持って行って、コーヒーを淹れるだけならアルストの出番もあるかもしれません。
しかし、色々な調理に使うならガスのコンロ・ストーブが圧倒的に便利です。
火が見えないというのは、火を扱う器具としてかなり危ないですし気を遣うポイントです。
雰囲気に惹かれて買ったものの、実用的でないので使わなくなってしまうんですね。
ダイソー アルストに期待したこと
- 固形アルコール燃料の代わりにしたい。
- アルストなら燃焼時間を変えられるのでサブのストーブになるかも。
ガスのバーナーを調理で使いつつ、固形アルコール燃料でご飯を炊くことがあります。
しかし、固形アルコール燃料は点火したら燃料が尽きるまで燃やし続けるしかないので、用途はほぼ炊飯専用です。(私の場合)
固形アルコール燃料をダイソー アルスト・小に置き換えできれば、おかずをメインのシングルバーナーで作りながら、炊飯したりお湯を沸かしたりといったサブのストーブに使えるのではないかと期待したんです。
ダイソー アルスト使ってみた
爆発します
燃料が少なかったり、燃料を入れてすぐに着火したりすると爆発します。
場合によって、火のついた燃料が飛び散るそうで、とても危険です。
いわゆるアルストの燃え方と違います
アルストは本燃焼に入ると穴から炎が出ます。気室で気化したアルコールが噴き出して燃えるんですね。アルストはこの青い炎が美しい。
ダイソーアルストも穴から炎は出ているようですが、いつまでも真ん中からメラメラ燃える炎がメインです。
燃料の量と燃焼時間を調べようと、少なめに燃料を入れたら”ポン!!”と結構な勢いで小爆発しました。
5分40秒間ほど燃焼して消えました。
改善策を試すも…
Youtubeでスチールウールを入れると、燃焼効果が上がるというのを見てやってみました。
- 燃料をスチールウールが吸い上げてしまうので、注いだアルコールの量が分かりません。
- 今度は小爆発は起こりませんでした。本燃焼に入るのは少し遅いです。
- 燃焼効率は、良くなったのかな…分かりません。
- スチールだから水分で錆びます。水で洗ったりしたら一発です。
量とか入れ方とかにコツがあるのかもしれませんが、私のやり方は効果がありませんでした。
結論:おススメしません!
以下のようなことが説明書に警告として書かれています。
- 燃料は本体の3分の2を目安に入れてください。
- アルコールをなじませるため1分以上おいてから着火してください。
- 消火の時蓋を被せない
どう思いますか? 私にはどれも構造上の欠陥をユーザーに擦り付けているように思えます。
燃焼時間を燃料の量で調整するのはNGで、
使うのに1分も待たされて、
途中で消火する手段も無いんです。(※息で吹き消すのは、燃料が飛び散るので危険です)
これらは、”気室の容積と穴の面積を小さく” ”蓋のパッキンを無くす” だけで解決しそうです。
危険な目にあって、時間を無駄にして、220円を失うぐらいなら、
まともなアルストを買うべきです。
安いものでは1,000円以下、有名メーカーのものでも3,000円程で買えます。
こちらの方が安心なはずです。
それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。
毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜
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