こんにちはーー ニモジです。
2024年投稿です。
令和6年能登半島地震でご苦労されている皆様にお見舞い申し上げます。
キャンプベアードで2023年12月8日~9日で1泊キャンプしてきました。前回お邪魔したのは2022年11月だったのでほぼ1年ぶりの再訪です。
前回記事:キャンプベアード クラフトビール飲んでキャンプできるなんて、最高か!
キャンプベアードさんはクラフトビール工場(ブリュワリー)の裏庭でキャンプするという変わり種のキャンプ場です。工場内のタップルームでできたてのクラフトビールが飲めるんです。キャンプとクラフトビールって私の大好物の夢のコラボですよ。w
アクセスと基本情報
キャンプベアード(ベアードブルーイング)は山の中に分け入るという感じではなく、郊外の川沿いといった趣なので途中の道も険しくありません。キャンプ場直前の分かれ道が少し分かりづらいかなという程度です。ナビをセットすれば迷ったり、困ったりせずに到着できることと思います。
チェックインしたらさっさと設営して、タップルームに向かえばクラフトビールが待っていますよ。
基本情報
公式HP | https://camp.bairdbeer.com/ |
住所 | 静岡県伊豆市大平1052-1 |
概要 | 修善寺駅より車で10分!クラフトブルワリーの老舗、ベアードビール工場に併設のキャンプ場!個性溢れるベアードビールを楽しみながら、修善寺の素晴らしい自然を満喫! キャンプベアードは日本のクラフトブルワリーの老舗、ベアードブルーイングが経営するキャンプ場です。ここは、ビール愛に負けないくらいの情熱で自然を愛するベアードブルーイングの従業員チームにより運営されています。個性あふれるベアードビールを楽しみながら、修善寺の素晴らしい自然を存分に満喫してください。 伊豆半島の豊かな自然に囲まれ、美しい狩野川とベアードビールの工場の間にキャンプ場は位置しています。 狩野川のほとり、木立が整然と並ぶフリーテントサイト(24サイト)・キャンピングカーサイト(2サイト)、オートキャンプサイト(11サイト)・キャビン(3棟)にこの度トレーラーハウス(1棟)を加え、合計41サイトをご用意しています。 ハイキングやサイクリング、バードウォッチング、そしてBBQなど、伊豆半島のアウトドアの活動拠点としても最適です。工場併設のタップルームでは、約20種類の生ビールが常時飲めます。豊かな自然とこだわりのビールをお楽しみください。 |
駐車場 | 駐車場有り。 (サイクルラックもあります。) バイク、自動車などはフリーテントサイト内へは乗り入れ不可。 自転車はサイト持ち込みOK、敷地内は降りて歩いてください。 |
営業期間 | 通年営業 |
定休日 | 定休日あり 毎週水曜日 ※祝日や大型連休中は休日が前後する場合がございます。 |
チェックイン | 12:00-17:00(受付のみ10:00~可能、実際の設営は12:00~) ただしキャビン・トレーラーハウスは13時から |
チェックアウト | 7:00-11:00 |
予約 | キャンプ場予約サイト”なっぷ” キャンプベアード |
カード決済 | カード利用可 |
場内共有設備 | 工場併設タップルーム 試飲、ボトルビール購入可。 ≪営業時間≫ 日~木 10:00-19:00 金土 10:00-20:00 工場およびブルワリーガーデン修善寺は禁煙です。喫煙所は3Fエレベーター横にございます。 OUTPOST(クールブリーズサイト内でビールとフードを提供している売店) ≪営業時間≫ 12:00-20:30 雨天休業 フードラストオーダーは19:00 ※冬季(1~3月)は12:00-19:00 フードラストオーダーは18:00 ※ビールは量り売りも行っています。ぜひグラウラーをお持ちください。 薪・炭無人販売所(ウエストコーストサイト入口、現金のみ) シャワー(無料。10:00~12:00は清掃のため使用できません) 自動販売機2ヶ所(クールブリーズサイト洗い場およびウエストコーストサイト洗い場、24時間利用可能、現金のみ) 洗い場 炭捨て場 など |
受付は工場棟に入ってエレベーターで3Fへ。今回の受付はタップルーム奥のカウンターでした。前回は入り口のカウンターで受付をしていたと思います。時間によって違うようです。
利用したフリーサイトは整地されていて傾斜もありません。どこでも設営に問題はありませんし、傾斜が不快で眠れないということも無いでしょう。但し、工場裏なので設営の向きに気をつけないと、工場の壁を見てずっと過ごすことになります。w
フリーサイト内にはシャワー、トイレ、水場が一体になった建屋があります。飲み物の自動販売機もあり、灰捨て場も近いです。使いやすい良くできたレイアウトです。
シャワーは追加料金無しです。時間内は(空いていれば)自由に使えます。イイですね。ドアは電気式のナンバー錠なので、受付時にキーナンバーを教えてもらって解錠します。
料金・私の場合の実例付き
料金 | 【入場料】 大人(20歳以上)1,200円 / 子ども(20歳未満) 無料 ※入場料には1ドリンクチケットとシャワー使用料が含まれています。 ゴミ処理代 / 指定の袋1枚200円 ご希望の方はチェックイン受付時にお知らせください。袋をご購入されない方のごみは全てお持ち帰りでお願いしております。 【フリーテントサイト】 料金:3,000円~4,500円 広さ:テントに加えタープやテーブル設置で占有する広さが1区画あたり25㎡以内 タープをテントに覆いかぶせる場合は、タープのみの広さでOK) 1テントに対し1サイトのご予約が必要です。 混雑時は隣の方と譲り合って設営ください。 フリーサイトですので、テント設営場所はチェックイン順にお選びいただけます。 【キャンピングカーサイト】 料金:3,500円~5,000円 広さ:長方形または台形 約60㎡(使用例、キャンピングカー+タープ1張り) 指定のキャンピングカー専用サイトに駐車して頂きます。 車中泊をご希望のお客様も、こちらをご利用ください。 ※テント泊もご利用いただけます。 【オートキャンプサイト】 料金:3,500円~11,500円 広さ:約65㎡~約180㎡ 指定のオートキャンプスペース内に駐車して頂きます(自動車はサイトに収まりきらない分は駐車場へご移動頂き1台につき1,000円の駐車料金、バイク等は何台でもOK)。 サイト内は車中泊でもテント泊でも、お好きにお使いいただけます(例:車2台・タープ1張で車中泊、バイク3台でテント3張など)。 【キャビン】 料金:平日11,000円 土曜日・連休16,500円 大型連休・イベント時19,800円 大きさ:中二階建(ロフト付) 定員8名(大人のみで6名) キャビン横に駐車して頂きます(駐車可能台数:2台まで)。 【トレーラーハウス】 料金:平日9,000円 土曜日・連休13,000円 大型連休・イベント時15,000円 大きさ:中二階建(ロフト付) 定員6名(大人のみで4名) 車とバイクは横に駐車できません、荷下ろし後は駐車場へご移動ください。 ※サイト共通 ・ペット滞在可(キャビンのみ不可) ・トイレ、シャワー、食事の準備などに使える水場が使用可能 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【ソロキャンプ特典あります!】 クールブリーズサイトのフリーテントサイトを1人でご利用の方に適用。 大人入場料1,200円でドリンクが飲めるチケットが2枚付きます。 チェックインの時に受付スタッフまでお申し付けください。 ※クールブリーズサイトのキャンピングカーサイトは対象外となります。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー |
私の場合
フリーテントサイト利用 金~土 1泊、大人1名、クルマ(軽)1台で利用
:サイト利用料3,000円 + 入場料1,200円 = 合計4,200円 でした。
なっぷでサイト利用料は決済できますが、入場料は受付で別途支払う方式です。「あれ?決済したよね」って混乱しないように。
※タップルームで使えるドリンクチケットが大人入場料あたり1枚付いてくるのですが、何とソロだとドリンクチケットが2枚もらえます。タップルームの1杯は1,000円程なので2杯飲めたらおまけ付きで利用料が返されてる感じ…ありがたく頂きます。私、”お得”も大好物なので。w
アクセス
アクセス案内 | ≪車でご来場の場合≫ 新東名高速道路「長泉沼津」ICより伊豆縦貫道に乗り「大平」ICより車で5分。 東名高速道路「沼津」ICより伊豆縦貫道に乗り「大平」ICより車で5分。 ≪電車でご来場の場合≫ 下記最寄り駅よりバス または タクシーでお越しください。 ●伊豆箱根鉄道駿豆線 「修善寺」駅下車 ※バス停4番又は5番のりばより乗車し「ラフォーレ入口」で下車徒歩10分弱。 |
大平ICに近く、国道からもすぐなので行きやすいです。
キャンプサイトのバリエーション
公式HPより
No. | サイト | プラン |
1 | フリーテントサイト | クールブリーズサイト ~フリーテントサイト~ |
2 | キャンピングカーサイト | クールブリーズサイト ~キャンピングカーサイト~ |
3 | オートキャンプサイト | ダークスカイサイト ~オートキャンプサイト~ |
4 | ウェストコーストサイトMサイズ林側 ~オートキャンプサイト~ | |
5 | ウェストコーストサイトMサイズ川側 ~オートキャンプサイト~ | |
6 | ウェストコーストサイトLサイズ ~オートキャンプサイト~ | |
7 | ウェストコーストサイトLLサイズ ~オートキャンプサイト~ | |
8 | キャビン | キャビン |
9 | トレーラーハウス | トレーラーハウス |
オートキャンプ場、キャビンはマップの”←R136”と書かれた道を少し戻って左の道に入っていくとあるようです。(接している国道はR136ではなくR414のはず…)
サイトやプランのバリエーションは豊富です。私は、”クールブリーズサイト ~フリーテントサイト~”しか利用したことがありません。
クールブリーズサイト ~フリーテントサイト~
クールブリーズサイトの地面はきれいに整地されており、表面は粒状の土が敷き詰めてあります。ペグはよく刺さり適度にキープされます。
サイト奥の林に分け入ると川岸に出ることができますが、サイトからは見えません。入口付近に設営すると河原と民家という景観です。こちらのキャンプ場では自然の景観や趣はあまり期待しないほうが良いでしょう。その代わり、クラフトビールというお楽しみが待っています。
さっさと設営して…さあ、タップルームへ向かいましょう。w
ブルワリーガーデン修善寺(タップルーム)
ベアードビールの工場3Fにあるタップルームで、当然ベアードのビールが何処よりも出来たてで味わえるハズ。タップ(ビールの蛇口)数は20ですが、売れ切れなどもあるので常時全てが稼働している訳ではないようです。
タップとは別にハンドポンプでいれるリアルエールがありますが、当日は稼働していませんでした。リアルエールはタップより常温に近い温度で提供されます。一般のビールを想像して飲むとぬるく感じてしまいます(馬車道タップルームで経験済み)が、そういうものなので味わいを楽しみましょう。w
メニューは定番メニューと季節メニューに分かれています。飲み慣れた感じのラガーからストロングなやつまでワクワクなラインナップです。
しかし、自分でもキャンプに缶ビールを持ってきているので、明日の運転を考えると二日酔いになるわけには行きません。ドリンクチケットの範囲内にすると決めて、何を飲もうかと大いに悩みました。
がんこおやじのバーレィワイン(11%)
季節メニューのビールたちから、バーレイ(大麦)ワインを選びました。メニューの説明によるとイギリス発祥のビールだそうです。”ワイン”とありますが高アルコールの”ビール”です。
バーレイワインは長期熟成によってアルコール度数が上がっているそうです。アルコール度数は11%とワインに近いです。グイッと飲むより、味わうためにもじっくり嗜むビールですね。香りはフルーティだけど複雑です。色味は銅色のような濃い黄褐色です。「甘い、苦い、重い、軽い、、、一言で表せない複雑な味」とメニュー表記の通り、自分の語彙力の低さを痛感させられる複雑な味です。w でも、おいしい! 強いビールで私は好きです。
飲み比べ:レッドローズ、アングリーボーイ、スルガベイ
グラスで提供される3種の飲み比べセットもチケットで選べます。チケット2枚とも飲み比べにすると、6種類なので季節メニューはほぼ制覇できますよ。私は定番メニューから、この3種類を選びました。
- レッドローズアンバーエール(6%) フルーティでモルティだがキレもありドライ
- アングリーボーイブラウンエール(7%) モルトの甘味のあとにホップの苦味が追いかける
- スルガベイインペリアルIPA(8.5%) 花火のように炸裂するホップの個性
味わいがあるのに飲みやすいエール、旨味・苦味のバランスが良いエール、香り・苦味の強いエールとエール好きの飲み比べとして我ながら良いチョイスでした。
伊豆の夕日をかざしてのむ褐色のクラフトビールたちは格別です。
飲んで・食べて・焚き火して
テントはいつものアーストリッパー2.0です。前室が大きく、前幕を跳ね上げるとタープ要らずです。
私はサイトの最奥に陣取り、工場を背にして設営しました。川に面した笹林を眺める形になりました。
この日は焚き火台”ぺらもえファイヤー”とガスヒーター”CUBIC”をデビューさせた日でした。
DoD ぺらもえファイヤー 2次燃焼の焚き火台は主役になれるか?!
KOVEA ”CUBIC” CBガスカートリッジヒーター:ミニマムガスヒーターを丁寧レビュー!
なので、試したり写真を撮ったりとちょっぴり忙しかっったのでした。
タップルームでクラフトビールを嗜んだとしても、いつもの缶ビールは別腹です。w そして、銘柄がバラバラなのもいつも通り。12月の寒空でも足元のガスヒータで暖を取って、冷たいビールでカンパイします。お外で飲むビールはいつも旨い!
日が暮れたら楽しみは焚き火です。ぺらもえファイヤーは2次燃焼の炎が美しく、ゴトクが移動できて調理にも使いやすいです。”調理”といってもコンビニご飯を温めるだけですけど。w
いつも通り。ぼんやりして、飲み食いして、焚き火をして眠る…自分には大事な時間…なんですが、見どころは無いですねぇ。w
そうそう、シャワーも使わせてもらい、さっぱりして就寝しました。
夜は少し冷え込みましたが、凍えることも無く朝を迎えました。起床後はCUBICの上にゴトクをかけて朝食を準備です。ナンやレトルトカレーを温めるだけなのでこちらも”調理”とは言い難いのですけどね。w
カレー&ナンで朝のエネルギーをチャージして、定刻の11:00少し前にチェックアウトしました。
まとめとおわりに
”キャンプベアード”さんは伊豆市のアクセスしやすい場所にあり、クラフトビールとキャンプを同時に楽しめるという他に無い特徴を持つ楽しいキャンプ場でした。サイト内はどうしても人工物が目に入るのでワイルドに自然を満喫するといった感じではありません。しかし、ポイントを抑えたサイトの設備はキャンプ初心者の方にも利用しやすいでしょう。
そして、飲んだあとは自分のテントで就寝できるというのは、とても気楽です。後のことを気にせずクラフトビールが飲めるなんて楽しすぎます。
※但し、楽しすぎて飲み過ぎないように注意!です。お酒は二十歳になってから。
さあ、次はどこへ出かけましょうか。
それでは、今日はこの辺で。 少しでも参考になったら嬉しいです。
毎日の生活を楽しんで行きましょう〜〜
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